竜陽園について
乳児院竜陽園とは?
根拠法律と運営理念
【根拠法律:児童福祉法第37条】
乳児(保健上、安定した生活環境の確保その他の理由により特に必要のある場合には、幼児を含む)を入院させて、これを養育し、あわせて退院した者について相談その他の援助を行うことを目的とする。
【運営理念】
竜陽園では、「子供の最善の利益」を念頭におき、安全保障および保健衛生管理の基本に基づき丁寧な養育に努めます。
事業概要
1.事業・養育の重点事項
安全保障および保健衛生管理の基本に基づき丁寧な養育に努める。
近年急増している児童虐待ケースへの対応のため、関係機関との連携をさらに強化させ、施設機能の充実に努める。
子ども達にとって楽しい食事環境の提供と適切な食事介助の実践に努める。
乳幼児期における毎日の食体験をとおして、子ども達の「こころ」と「からだ」の健やかな発達を援助する。
2.対象利用者及び運営状況
いろいろな事情により家庭における養育が困難な状況にある乳幼児(20名)を、医師・看護師・保育士・栄養士等の専門職(約30名)はじめその他のスタッフが、年中無休24時間体制で養育を行う。
3.自立支援についての基本的な考え方
子どもが自立するための愛着関係(アタッチメント)形成の重要性を念頭におき、個々の子どもの行動、健康状態などを的確にとらえ適切な援助に努めるとともに、安心・安全感の保障を図る。
4.権利擁護についての基本的な考え方
主体者である子どもの自己決定支援を推進することが施設運営の基本と位置づけ、日常性格の中での安心感の保障と丁寧な援助に努める。また、全国乳児福祉協議会の「乳児院倫理綱領」及び愛知県の「被措置児童等虐待防止のために(施設職員向けハンドブック)」に基づき養育の質の向上に努める。
共有施設の紹介
沿革
- 昭和41年 8月 1日 財団法人小牧組合助産所設置経営の竜陽園設置認可(現在の小牧5丁目地内)
- 昭和42年 5月31日 財団法人小牧組合助産所設置経営の竜陽園廃止承認(財産寄付)
- 昭和42年 6月 1日 社会福祉法人竜陽会設置経営の竜陽園設置認可
- 昭和46年 5月21日 お年玉つき郵便葉書に附加される寄付金(当時の郵政省)の配分を受け現在地に移転新築
- 昭和47年 4月29日 御下賜金拝受
- 昭和59年 3月26日 騒音防止対策事業(当時の運輸省)の適用を受け全面改築
- 平成 2年 3月20日 スプリンクラー設備設置(本館)
- 平成 6年 3月20日 社団法人中央競馬馬主社会福祉財団の助成金を受け別館を新築
- 平成20年 4月 1日 別館を改修しグループホーム「陽だまり」を運営開始
- 平成23年 3月15日 社団法人中央競馬馬主社会福祉財団の助成金を受けグループホーム「お陽さま」を新築
職員構成(一部兼務)
園長(1名)、医師(嘱託医1名)、事務員(1名)、里親支援専門相談員(1名)、家庭支援専門相談員(1名)、看護師(5名)、保育士(20名)、栄養士(6名)、調理員(1名)、用務員(2名)
※H28/01/30現在